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ライオンズクラブ国際協会330B地区5R-2Z学童軟式野球大会

 平成31年4月13日(土),午前8時より16時まで,ライオンズクラブ国際協会330B地区5R-2Z学童軟式野球大会(以下「ライオンズ杯」という。)が多摩川河川敷で行われ,参加してきました。

 これは6クラブで構成されるゾーンが資金を出したカップであり,10年行っております。高津区・宮前区・麻生区・多摩区の小学生の選抜球団が,レギュラーの部(男子)とシスターの部(女子)に分かれて,トーナメント方式で3試合(1時間30分の時間制限・7回ぐらいまで)行うものです。

 河川敷で,私も,昔練習したことがあるのですが,上空の風が強いため,センターフライがレフトにおちてきたり,太陽でボールがみえなくなったり,ボールが直角にイレギュラーしたりと,なかなか大変な球場です。  そして,学童でも塁間は変わりませんから,肩が相対的に悪いことになります(特にセカンドへの盗塁はフリーパスです。これは例えば大学のクラブであっても,軟式ですとボールにスピードが出ませんから,私でも盗塁できると言えば理解できるでしょうか。)。

 その中で,学童たちは,溌剌としたプレーをみせ,初回に6点先制されてもめげずに1点差まで追い上げるチームもあり,何より控えの子供であっても最後まで声をあげて闘っており,素晴らしい試合でした。 特に印象に残ったのは,あるチームの監督(女性)が,良いプレーに具体的に何がよいかを指示しながら,応援していたことです。結果,そのチームは私からみて,格上のチームに勝ちました。良かったことをすぐに褒めるからこそ,本来の力を発揮できるものと思います。こういう監督の下でプレーできる選手は幸せです。 一方で,大人が,相手のミスに「チャラーラッタラタララ♪(チャンステーマ)」と,おちょくるようなことをしたり,サードが間に合わないと思ってスピンの状態からファールになると見送った(足の速い選手の場合,内野安打になる確率は非常に高いです。)自軍の選手の行為に「てめえ,なにやってんだよ!きちんととれよ。」などと怒鳴る行為,敵のエラーに拍手する行為もあったのも事実です。 スポーツをすることが,そのまま健全育成ではありません。 仮にそうであれば,スポーツマンの犯罪など,ごくわずかな筈です。お互いに死力を尽くし,頑張り続けたからこそ,認められるものがあり,なんでもないところでも,何の因果関係がなくとも,下手でも,一所懸命自分のできることができ,他のプレーを認められて初めて健全育成かと思います。 大量得点されて,呆然としていた選手も,やきう民として,野球を嫌いにならないで欲しいです。

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